寄り底とは、
寄り付き直後にその日の安値を付け、その後は株価が上昇していく状態
を指します。
「寄り天」とは反対の値動きで、デイトレーダーや短期投資家が注目する相場パターンの一つです。
寄り底とは?
「寄り」とは、
市場が始まって最初に成立する価格のことです。
例えば東京証券取引所では、
午前9時に最初に成立した価格が寄り付き価格になります。
寄り底の意味
寄り付き
↓
その日の安値を付ける
↓
買いが集まる
↓
その後は上昇
↓
高値付近で取引終了
このような流れを
寄り底
と呼びます。
なぜ寄り底になるの?
朝に売りが集中する
悪材料や前日の下落を受けて、
寄り付き直後に売り注文が集中することがあります。
売りが一巡する
朝の売りが落ち着くと、
新たな売り手が減少します。
買いが優勢になる
割安と判断した投資家や機関投資家の買いが入り、
株価が上昇し始めます。
寄り底の具体例
前日終値
1,000円
↓
寄り付き
950円
↓
午前中
980円
↓
午後
1,020円
↓
大引け
1,050円
この場合、
寄り付き価格がその日の安値となるため、
典型的な寄り底です。
寄り底のメリット
安い価格で買える可能性がある
寄り付き付近で購入できれば、
その日の値上がり益を狙える場合があります。
上昇トレンドに乗りやすい
寄り底後は買いが優勢になりやすく、
上昇相場へ移行するケースがあります。
寄り底で注意すること
必ず上昇するとは限らない
一時的に反発しただけで、
再び下落するケースもあります。
ダマシに注意
「寄り底だ」と思って買ったものの、
その後さらに安値を更新することもあります。
出来高を確認する
出来高が増えながら上昇しているかを確認すると、
相場の勢いを判断する材料になります。
寄り底と寄り天の違い
寄り底
朝が安値
↓
その後上昇
寄り天
朝が高値
↓
その後下落
名前は似ていますが、
値動きは正反対です。
寄り底を見抜くポイント
寄り付き後の反発力
安値を付けた後にすぐ反発するかを確認します。
出来高の増加
買いが増えているかどうかをチェックしましょう。
市場全体の流れ
日経平均やTOPIXなど市場全体が強い日には、
寄り底になりやすいケースもあります。
寄り底は、
「朝に下がったから今日は弱そう」
と思っていた銘柄が、その後大きく上昇することもある面白い値動きです。
ただし、寄り付き直後は値動きが激しいため、焦って判断せず、
反発の勢いを確認してから行動することが大切だと思います。
まとめ
寄り底とは、寄り付き直後にその日の安値を付け、その後は上昇していく値動きのことです。
朝の売りが一巡した後に買いが優勢となることで発生しやすく、
短期トレーダーからも注目されています。
寄り底と決めつけず、出来高や相場全体の流れも確認しながら判断することが重要です。
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